もともと一階の車庫スペースだった場所の防音室へのリフォームです。地下に掘り下げて半地下の状態にして、天上を高くしています。
木地を作っています
こちらもそうです
賃貸ですので既存のお部屋には釘もビスも使っていません
木材を使って動かないように固定しています
次に壁の下地を作ります
垂木を格子状に組んでいきます
こちらも同じように・
壁は全て格子状にします
天井も同じように組みます
横から見た感じです。
正面からです。
そしてドアを付けます。
格子状に組んだ壁に吸音材を充填して遮音シートをこの後貼ります。
そして遮音パネルを貼ります。これは中と外と両方にはります。
こちらの施工行程は、約10日間です。ちょっと写真が飛んでしまいましたが、吸音材を入れた後は中と外に遮音シートを貼り、仕上げに遮音パネルを貼ります。また、その間に響きの調整などを独自の方法で行います。そうした上でご納得いただける響きが得られれば、そのまま仕上げていくという流れです。
最終的な壁紙や仕上がりは施主様の好きなように調整できます。すべてにこだわった、世界に一つの防音室ができあがります。
ギター、バイオリン、チェロ・コントラバス……
これらの弦楽器は、それぞれ防音時に求められる要素が異なります。防音対策時には、下記をご参考にしてください。
フォークギターは防音が容易な中高音ですが、クラシックギターは防音しにくい低音ですので、低音に対する防音性能が求められます。また、フォークギターだけでなくヴォーカルもお考えであれば、吸音率を高めることが大切です。
音域が高いため、防音は比較的簡単にできる楽器です。ただし、立って演奏するためには弓の長さを考慮して210cm以上の高さが必要なのでご注意ください。
音域が低く、弦楽器のなかでも防音が難しい楽器ですので、低音に対する防音性能の高い設備が求められます。また、どちらも2帖以上のスペースがなければ演奏が難しいほか、エンドピンによる防振対策も必要です。